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A君は一人でお砂場で穴を掘っていました。

A君のお母さんはB子ちゃんのお母さんと立ち話。

B子ちゃんのお母さんは、他のお友達と楽しく遊んでいる

B子ちゃんにこう言いました。

「B子、A君が一人でかわいそうでしょう。入れてあげて、
一緒に仲良く遊びなさい。」

「A君こっちにきて一緒に遊ぼう」

「・・・」

「B子ちゃんは優しいね。ありがとう」


よく見かける当たり前の光景です。

私も子どもが小さい時にこんな場面は日常茶飯事でした。

親は子どもを愛しています。

それは真実です。

でも最善ではないのではないでしょうか?

知らず知らずに子どもに、今後子どもを苦しめるであろう
価値判断を教え込んでいます。


この場面の場合、

「本当にA君はかわいそうなのでしょうか?」

「本当にB子は優しいのでしょうか?」

子どもは大人のように「だれそれの手前そう言っておく」
なんてことは理解しません。

B子母はA君ママの手前、自分の子だけみんなと楽しそうで
申し訳なくなったのかもしれません。

でも、誰が楽しくないと言ったでしょう?
A君は独創的で一人で遊びを作り出すことができ、
十分彼は集中して遊んでいました。
楽しいかどうかは主観的な問題なので、わかりませんが、
そんなお世話が必要だったようには見えませんでした。

この場面での一番の被害者はB子です。
彼女は「一人はかわいそう」という、今まで思ったり
感じたりしたこともない価値判断をインプットしました。

これからの彼女は大変です。一人になってはいけないのですから。
一人になったらかわいそうなのですから。
しいては、そのダメージを利用して人を一人にすることを
して、いじわる心を満足させたり、自分が一人にならないために
誰かを一人にしたり。


大人は罪深いですね。私も山盛り罪人です。
そんなことをいちいち考えてたら、自己嫌悪で子育てなんて
できないですよね。


ただ、そのことを知ってください。

子どもを主体にすると、わかりやすくなります。

そう考えると、親はただ見守ることしかお役にたつことは
ないように感じてきます。


今度、子どもを育てさせてもらえるとしたら、葉っぱの色も
教えないと心に決めています。


子育ては上機嫌で・・・。




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   ほっこりしにきてください。

       
  










タグ :子育て

この記事へのコメント
師匠

更新ありがとうございます!

私も、ほっこりしにいきたい!

あと、いさどんブログいいですね

更新楽しみしてます。
Posted by キーパーおやじ at 2010年02月07日 11:31
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    コメント(1)